活動レポート 東村くにひこの最新活動レポートをお伝えします。

2011年度

スポーツ通し深まる絆(2011/8/18)

被災地と都内の子どもの交流事業(東京都)東村ひにひろ支部長他、党八王子総支部のメンバー




 ■子どもたちを応援する(左から)
 東村、谷村の両都議




 スポーツの力で東日本大震災の被災地の子どもに夢や希望を――。東京都と財団法人・東京部体育協会は6、7の両日宮城県石巻市の少年サッカーチームを八王子市に招き、同市の小学生との交流を深めるイベントを開催した。
これは、都が今月から順次、実施する「スポーツを通じた被災地支援事業」の一つで、都議会公明党(中島義雄幹事長)が提案していたもの。7日には東村邦浩、谷村孝彦の両議員が会場を訪れ、子どもたちに声援を送った。

「もっと前に出ろ!」「9番をマークだ!」。青空の下、声を枯らしてグラウンドを駆け回る「石巻トレセン」と「八王子七小サッカークラブ(SC)」のメンバーたち。この日は、4チームに分かれての総当たり戦で熱戦を展開。試合後は「石巻は個人プレーがすごい」「八王子はシュートやパス回しがうまかった」など、互いの健闘をたたえていた。
石巻トレセンは、石巻市内のサッカーチームから選抜された小学4〜6年生のチームで、今回、24人が交流に参加。6日には、八王子七小SCとの合同練習を行い、夕方は地元の祭りでヨーヨーすくいなどを楽しんだ。また、ホームステイ先として、八王子七小SCのメンバーの自宅が提供され、さらに交流を深め合った。

「立派なグラウンドでプレーできて楽しかった」と語るのは、石巻市の小学5年生男子。東日本大震災において、津波などの甚大な被害に遭った石巻市では、グラウンドが仮埋葬地や自衛隊の活動拠点となったため、サッカーができない状態に。避難所となった各学校では校庭が使えず、子どもたちはサッカーをするのに、遠方のグラウンドまで移動することも。自宅が床上浸水したメンバーもいた。
こうした被災地の状況を踏まえ、都議会公明党は6月の定例会代表質問で、谷村議員が「被災地で不自由な生活を強いられている子どもたちを東京に招待し、スポーツに接する機会を提供するべき」と主張し、都側が実施を表明。この結果、都と宮城県の両体育協会が連携して、交流するチームを決め、今回の事業が実現した。
石巻地区サッカースポーツ少年指導者協議会の代表として、メンバーを引率した小野寺千代寿氏は、「練習や試合を通して子どもたちが打ち解けあい、喜んでいた。これで終わらせず、お互いに行ったり来たりできるようにしたい」と強調。八王子七小SCの猪股浩二監督も「被災地の子どもには元気になって戻ってほしい。今度も継続的に交流したい」と語っていた。

なお、都によると、今月下旬には岩手県釜石市と福島市の少年軟式野球のメンバーを都内に招待するほか、今秋以降、都内で開かれる国際スポーツ大会などにも被災地の子どもたちを招くという。
さらに、被災地にアスリートを派遣してのスポーツ教室なども随時、開催する。


公明新聞:2011年8月18日付